Flying Lizards “Music Factory”

いろいろに結実

Flying Lizards名義での1st アルバム。「段ボールドラム」「屠殺場跡で録音」「歌の下手な友人を起用」など、なんともソソる、ワードで埋め尽くされたアルバム。

Arsenio Rodriguez “Quindembo”

エレガントかつパンキッシュ

学生時代、ドイツ人の留学生に会った時に、ジャーマンロック(クラウトロック)のバンドを嬉しくて連呼したが、「???」の連続だった。

Group Inerane “Guitars From Agadez (Music of Niger)”

永続性と汗とミニマル

「辺境サイケ」すごい言葉です。 本作は、Sun City GirlsのALAN BISHOPが運営するレーベル「SUBLIME FREQUENCIES」からの作品。

John Fahey “Red Cross”

ブルースの円周

元々はレコードオタクで戦前のブルースを収集していた同氏。それだけでは気が済まず、Blind Joe death という如何にも黒人ブルースマンな芸名でガソリンスタンドのアルバイトで貯めたお金でレコーディング/デビュー。

ミンガリング・マイクの妄想レコードの世界 アウトサイダーソウルアート

ヘタクソなブラックミュージック

ブラックミュージック。力強いリズム、はたまた流れるようなグルーブ、迸る汗。堅苦しいイメージはない。どこまでも大衆音楽であり続けるのがブラックミュージックのひとつの特徴だ。

Johnny Cash “American 4: The Man Comes Around”

おじいさんの素直ほど恐いものはない

年老いてからじゃないと、できないこと。 このアルバムにはじめてあったのは、中3の時、ひたすらMTVをみて、メロコアとかグランジを追いかけていた時だった。

Pere Ubu “Dub Housing”

アホの上に、違和感が

Pere Ubuの作品の中では、いわゆる「名盤」の扱いとなり、よく雑誌に載っている2作目。

赤瀬川原平 “超芸術トマソン”

すでにあるものしかない

高校時代の太っちょの社会の先生が夏場ポロシャツ一枚で授業をしてた。薄手なのか、フィットしすぎなのか、乳首が完全に浮いてる。

George Coleman “Bongo Joe”

おっさんの音楽

テトリスのゲーム実況を下町の商店街で酔っぱらったおっさんがやったらこんな音楽になるんじゃないかな...。